*藤袴 -thoroughwort-*
☆次回イベント予定☆ ★2017.8.20.SCC関西23 ふじおりさくら(ゴーストハント)★
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「ナルなんか大嫌いっ!」
そう叫んで事務所を飛び出したあたし。
きっかけはほんの些細なこと。
ナルにしてみればいつも通りのことだった。
けど、あたしにいつもの余裕が無かった。
何も考えたくなくて、ただ我武者らに走り抜けた渋谷の街。
すれ違う人がどんな目であたしを見ていたのか分からないけど、半ばぶつかりながらの疾走が好意的に捉えられたことはないだろう。
どこをどう来たのかさえ分からない先に見つけたのは小さな公園。
滑り台とブランコしかないその公園で、ようやく気持ちが落ち着いたあたしは、ブランコに腰掛け溜め息を吐いた。
「明日……どうしよう」
あたしの言葉なんてナルは何も思ってないかもしれないけど、いやそれはそれで悲しいんだけど、でも相手がどう思おうと、言っていい言葉じゃない。
「謝らなきゃ!でも………行きづらい」
ううううう。
ブランコに揺れながら頭を抱えて唸る女って、端から見たら怪しいことこの上ない気がする。
どんなに悩んでも、やることは1つしかない。
良し!明日朝一に謝ろう!
そう心に決めてガバっと立ち上がったあたしの視界に、あるはずの無い黒が見えた気がした。
まさか………
怖々と視線を右にずらすと、ブランコの周囲を囲む鉄パイプに腰掛けたナルが居た。
頬を引き攣らせたあたしに、落ち着き払った声が掛けられる。
「百面相」
わかってらい!思わず反論しようとしたあたしの思考は、そこで途切れた。
なぜなら……
突如吹いた強い風が、あたしとナルの間を吹き抜ける。
公園の入口にあった満開の桜から、はらはらと花びらが舞い散る。
そんな幻想的な空間に見とれていたあたしは、間近に迫った黒い瞳に気付かなかった。
柔らかな温もりが触れて離れる。
え?
目を見張ったあたしに、ナルは鮮やかに笑った。
「僕は別にキライじゃない」
え?
ええ!?
大混乱しているあたしを他所に、ナルは踵を返して公園から立ち去った。
ええええええええっ!!!?
ナルの姿が完全に見えなくなったあたしは、心の中で思いっきり叫んだ。
あたしは、真っ赤になった顔を隠す様に抱え込み、その場に踞った。
あ、明日……どうしよう!
あたしは違う意味で頭を悩ませるはめになったのだった。
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久々の中1日更新ですよ、お嬢さん!
こんばんは、絶賛風邪引き中の朽葉です。
昔から体調の悪い時程文字が進むというジンクスがありまして(笑)
鼻水ずるずるしながら小話書き上げてました。
この調子で書き溜めしたい……
以下ご返信です(*´ω`*)
水瀬さま
いつも拍手&コメントありがとうございます。
泣かしちゃいましたねー(笑)
コミュニケーション不足なナルは加減が分からないんでしょうね。
>麻衣さんの方が上手で、上手に乗ってあげてたり
そ ん な w w w それはそれで美味しゅうございますが……
楽しんで頂けたならよかったです♪
ミルミル様
こんばんはー^^
うふふvV きっと気付いたらナルの実家で寝起きしてるんですよ♪
策士ナルが本領発揮してくれるのを待ちたいと思います☆
拍手ありがとうございました♪
他、拍手下さいました皆様もありがとうございます♪
こんばんは〜
普段、会社行って仕事して家に帰るということしかしていないので、日記書くことがないんですが、今日はネタがあります! ←どうよそれ
先日から風邪を引いていたのですが、今朝起きたら喉が少し回復してました。
よしよしと思いつつ、仕事に向かいます。
快速電車に乗って、1駅、2駅。
ここまでは普通でした。
どころが次の駅に差し掛かろうというところで、微妙に気分が悪い。
……薬飲んでないし大丈夫だよね。
と思いつつ、耐える。……耐える。……耐える。
頭痛もしてきて、これはヤバいかもと思い至り、3駅目で電車を降りホームのベンチへ。
1本普通電車を見送り大分ましになったから大丈夫かな?と次の快速電車へ。
これが結構空いててありがたい。
手摺を持って揺られること数分、再び気分が悪くなる。
駅まで保って~>< ←快速なので先は長い
と祈るもどんどん狭まるというかフェードアウトしてゆく視界。
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10…… と目を瞑って無心に数字を数え続ける私。
いや、なにか別のことに思考を飛ばしてないと倒れるんで。
霞む視界で最後に見えた駅は、快速停車駅まで残り3駅………
完全に視界が真っ白になったあとは手摺を握る手と、カウントに手中して意識を途切らせないように、あと足の力が抜けて倒れ込まないようにと精神力をかき集めました。
冷や汗出るは、しゃべれないは、指さえ動かせない状況で私よく耐えた!
あとマスクしててよかった。
終着駅なので、混んでいて中々着かない電車がようやく到着(長かった!)
ほんの少しだけ戻った(白飛び&霞んでる)視界でベンチを発見!(降りた先に丁度あった><)
見えてるベンチがちゃんとあるのか(おい)手荷物を先に置き、倒れ込む様に座る。
ミッションクリア!な気分でしたよ(笑)
で、お客さんが居なくなって、最後に歩いてきた車掌さんを呼び止めて救護室に入れて頂く。
会社にも遅れますと、電話して毛布を被りソファーに寝転ぶ。
この間、ガンガンに頭痛がして手が冷えきっている。
結局1時間近く横にならせて頂いて、ちゃんと歩けることを確認し救護室を出る。
いやー朝から大変でした^^;
まあ日記に書こうとか考えてる時点で、余裕がありましたが(笑)
ってことで今日は早く寝ることにします!
おやすみなさい!
きっかけの恋のお題
08. 触れられて巡る予感
トンっと。
長い指先で額を突かれた。
「っ痛い!」
咄嗟に文句は言ったものの、上手く誤摩化せただろうか?
両手で額を押さえたあたしは、目の前に立つ黒衣の上司を睨みつけるように見上げる。
「お茶」
「あ、あんたは言葉よりも先に暴力に訴えるのか!?」
「2回程声を掛けさせて頂いたのですが、気付いて頂けなかったので」
「………っ!」
「お茶」
「はい、ただいま!!」
尤もらしい訴えをしてみたものの、物の見事に返り討ちにされたあたしはぐうの音も出ない。
再度申し渡された言葉に敬礼し飛ぶ様に給湯室に逃げ込んだ。
お湯の沸く間、壁にもたれてしゃがみ込んだあたしは、胸の前で手を握り込み、先ほど不用意に跳ねた鼓動のいい訳を考える。
「……気のせいだよ」
そうきっとあれは気のせい。
ナルはただの上司だもん。
いきなりおでこ突かれたら誰だって吃驚してどきどきしちゃうよね。
心の中の言い訳は、いつまで効果を発揮してくれるのか。
恋したくなるお題( http://members2.jcom.home.ne.jp/seiku-hinata/)
きっかけの恋のお題
06. 同じスピードで
とくん………とくん………
緩やかに刻まれる音は、ナルの心に深い安堵をもたらした。
母親に抱き締められた記憶はないが、赤ん坊が母親に抱かれると泣き止む理由が少し理解できた。
「……ナル?」
寝たの?と訊ねる声が、優しく髪を撫でる手が、そして何よりもその温もりが、こんなにも愛おしく感じる日がくるとは思いもしなかった。
片割れが聞いたらきっと「どうしたのナル!?もしかして熱でもあるの!?」と大騒ぎしそうだ。
「なんか楽しいことでもあったの?」
「…………なぜ?」
何の前振りもなく聞かれた言葉に、ナルは瞳を瞬いた。
どう考えても思い当たる節がない。
「だって今、笑ってたでしょ?」
「………………」
鳩が豆鉄砲くらったとはこんな時に使うんだっただろうか?
言葉を脳内で反芻して、瞬きを繰り返す自分なんて滅多にない。
「笑っ……て、いたか?」
「うん。なんか諦めの苦笑っぽかったけど、嫌な感じじゃなかったから、ご機嫌なのかなーって。違うの?」
「どうだろうな?」
「あたしが質問してるんだけどなー」
質問に疑問で返したナルに、麻衣は笑いつつもその頬を突っつく。
「別にはぐらかしてるわけじゃない」
少し嫌そうに麻衣の指を避けると、その伸びてきた手を握り込む。
2人だけで完結していた世界。
マーティンとルエラは、そんな僕らに寄り添うように世界を広げてくれた。
それでも僕らは2人だったと思う。
兄は世界を広げてはいたが、それでも深くは広げていなかったように思う。
僕の方は言うまでもなく。
研究のために必要ならば愛想笑いでもなんでもしてやるが、それ以上は無駄だと思っていた。
否、今でも思っている。
そんな僕が、研究を一時止めてまでその温もりを感じていたいと思うなど、まったく想像もしなかった。
朝ご飯用意しようか?
早摘みのダージリンもあるんだよ。
そんな麻衣の声が聞こえる。
寝るの?
くすくすと笑いながら僕の髪を撫でる手。
「もう少し、このままで」
抱き締める腕をそのままに囁けば、綴じた瞼の先で麻衣が笑ったのが見えた気がした。
恋したくなるお題( http://members2.jcom.home.ne.jp/seiku-hinata/)
ご無沙汰しております、朽葉です。
悪魔ナルあんそろじーの原稿が進んでなくてガクガクしている不甲斐ない主催者です ←
あらすじは決めてあるのであとは文章の神様のご降臨さえくれば……
進まないものは仕方ないので、中表紙とかあとがきのデザインを作ってました。
中々いい感じのができたので満足です^^
最近更新できてないので、反省してポメラを買いました。
これでPCに惑わされることなく、スラスラと文字が…文字が……書けたらいいなw
色々問題はありますが(主に原稿的意味で)土曜日からほっかいどうに行って参ります!!
moggyさんとミルミルさんが引率して下さるというので、一切なにも調べず着の身着のまま飛んでゆくのです!!
とりあえず、お寿司とか海鮮丼とかの海の幸が食べたいとリクエストしておきました。
それ以外?
moggyさんからスープカレーとジンギスカンとラーメンって言われた気が………
食べ物しかないwwww
………えーっと、あとはお話できたらいいかなーなんて ←
お2人ともよろしくお願いします><〃
あと12時間後くらいにお逢いできるの楽しみにしております♪
帰ってきました大阪へ!@月曜日
こういう旅日記って、回数分けて書こうとすると1回で続き放置して終わっちゃうから、今回こそは全部書ききれるといいな(笑)
まあ、マメなmoggyさんの日記を読んでる方が大半でしょうから、視点が違うだけで新情報はないかな^^
でも一応ほら、観光客だったからmoggyさんより写真は多いかもです。
旅行前日、24時以内に北海道に居るのだと思うと仕事が手に付かない私 ←社会人として
そんなことを呟いてたら、3日間同行してくださる予定のミルミルさんから「わたしもー」という賛同が得られたので、良しとする!
ちゃんと仕事を終わらせて(当然です)月曜日の分も前倒しして頑張ったり、なんやかんやしてる内に当日を迎える。
お昼頃に出発する便だったので、空港着いてまずはご飯。
そしたら到着機遅れで、関空—羽田が90分遅れという放送が……この便乗る予定の方にお食事券配ってた。
ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
ほ、ほっかいどう行きは遅れてませんよね!?
ビクビクしつつ搭乗手続きしてみると、やはり乗るはずの飛行機がない。
沖縄から帰ってくる予定の飛行機が10分ほど遅れてたもようです。
しかしこの飛行機、沖縄—大阪—北海道 とはやりおる。
無事飛行機もやってきて、いざ北海道!
とーちゃーくε=(ノ゚ー゚)ノ早っ
テンションMAXで乗り込んだものの、moggyさんが見つからない。
あの、方……?と思うも、違ったら私変質者(違っ)っぽいので、メールしてみる。
あってたv
無事お逢いできた勢いで、乾杯!!
お酒じゃないですよ(笑)
大変美味しゅうございました。
そして一緒に旅行してくださる水瀬さんとも合流して、いざ札幌へ!
おおお。
なんか景色が違うぜ。
電車の中からでしたが、やっぱり大阪よりも緑が多い。
緑の向こうに更に緑があるというか……こう大阪とかだと、線路沿いに取って付けたような木が植えてあるだけなんですが、木々がある向こうに家があって更に奥にも自然がいっぱいみたいな。
大自然のイメージはこんな感じなのか…と、いつか書くかもしれないネタ用に心にメモ(笑)
まずは、札幌観光といえばここだよね!と連れてきて頂いたのが赤レンガ。
北海道庁旧本庁舎で国の重要文化財(らしいです)←日記書きながら調べた人
moggyさんがガイドして下さるというので、一切何も調べず旅に出ましたv
中にも入れるというので、早速♪
おおおおおおお!
赤絨毯に古めかしい木の階段!なんて創作意欲のかき立てられる内装だこと!
一瞬、某宝●の大階段(昔ばーじょん?)なんて思ったりしてないよ!
こういうとこで調査とか、楽しそうだよね。
麻衣ちゃん、わくわくな感じで探検してたら可愛いよね。
ぼーさんと一緒にはしゃいでナルに怒られるとか良いよね。
廊下には、床から天井いっぱいまでの防火扉(1人では絶対動かせられなそう)があって、調査中のこれが独りでに閉まって閉じ込められるのか……とか考えてしまったなど!
いやー、実に美味しい洋館でした ←違っ
んでもって、次は時計台とテレビ塔へ連れて行ってもらいました。
moggyさん曰く、残念な名所?
確かにビルの間にありましたけど、そう残念って訳じゃありませんでしたよw
一通り見終わって、喉が渇いたねと地下へ。
そう……moggyさん宅の日記をお読みの方は、もうお判りでしょう。
例の現場へと私たちは足を踏み入れたのです。
お店はどこもいっぱいだし、もうすぐご飯だしということで、私たちはコンビニで飲み物を購入。
空いていなかったコンビニ前の椅子たちを後にし、座れるところを探す。
「うーん。どうしよっか?」
「どこもいっぱいだよねー」
「ゴザもってくればよかったねー」
「「「!!?」」」
一 同 爆 笑 w
そんな阿呆なこと言ってたら、コンビニ前の椅子が空いてたw
きっとあれだ、流石にゴザで座られちゃたまんねえと、同情して空けてくれたんだよ!
そんな事を言って更に皆で爆笑www
この時点で皆テンションが可笑しかったんだと思われる。
椅子に落ち着いて、喉を潤したらやはりここはと、GHの話へ……
そんな中、事件は起きました。
「私、ティーンズのナルの頭、わかめにしか見えないんだよね」
moggyさんによる爆弾の投下。
一同寸分の違いも無く思い浮かべるは、あの挿絵。
腹 筋 崩 壊 w w w
涙を流す勢いで笑う4人の女(全員いい年した大人)
しかも息も絶え絶えに呟いているのが「わかめ」…………怪しさ満載だったと思われる。
更に思考はエスカレートしてゆき
「リンさんの非常食なんだよ!」
「給料日前はナルに髪の毛下さいってお願いに行くんだよ!」
「英国に居た頃はジーンのも貰ってたんだよ!」
「ジーンもワカメなの!?」
「いや、ヒジキでしょ!」
はい、馬鹿です。
全員揃いも揃って(誰も止めない)本当に大爆笑w
私、思わず本読んでるナルの頭に、空腹のあまり齧り付くリンさん想像しちゃいました(笑)
で生まれたのが、このお話だったり【ワカメとヒジキ】
ここで全体力を使い切ったので、ほっかいどう旅日記1は終了です☆
次回もお楽しみに?
「ナル・・・今日も少しお願いできますか?」
「・・・またか」
所長室に入るなり放たれたリンの言葉。
主語のないそれに、呆れを含んだ視線が返される。
「好きにしろ」
溜息ひとつで了承したナルは、興味は失せたと本に視線を戻す。
そんなナルに「いつもすみません」と言いながら、リンは鈍く光る鋏を掲げる。
「なに・・・やってんの?」
紅茶を持ってきた麻衣は、目に飛び込んできた光景に固まった。
「あ、谷山さん。今ちょっと手が放せないので紅茶はそちらにお願いします」
「えっと、はい。・・・・・・あの、ナル?」
「僕の分はこちらへ」
「あ、うん」
そっとカップを机に置いた麻衣は、じっと目の前で展開される作業を眺める。
ジャキ・・・ジャキ・・・ジャキ
カタンと鋏を置いたリンは、ほっとしたような笑みを浮かべてナルに頭を下げる。
「ありがとうございました」
「もう良いのか?」
「はい、十分です。これでしばらくは」
「そうか」
「リンさん。あの・・・それってナルの髪の毛・・・ですよね?」
もう耐えられないと、麻衣は直球に聞いてみた。
なぜならリンは切ったナルの髪の毛を、後生大事に集めて布で包んでいるのだ。
まさか呪いに使うとか?
そんな怖い考えさえ浮かんでしまう。
「ああ、谷山さんはご存じありませんでしたか」
麻衣がそんな事を考えているとは知らず、リンはにこやかに答える。
「ナルの髪は、水に浸けると増えるんですよ」
「は?」
増える?
って・・・・・・増毛?
え!?リンさんってもしかしてズラ!?
「増やしてどうするんですか?」
「食べます」
まさかと思い訊ねれば、返ってきたのは思いもかけない答えで、麻衣の頭は真っ白になった。
「た、食べるって・・・髪の毛、ですよね?」
「そうですよ。ナルの髪は見た目通り、ワカメですから」
「・・・・・・・・・そ、う・・・なんですか」
「そうなんです」
答えを返せた自分を誉めてやりたいと麻衣は思った。
そして理解の範囲を超えた展開に、もうなにも聞くまいと心に決めた。
たとえニコニコと嬉しそうに語るリンが、その髪を食べるのだとしても。
「そうそう、ジーンはヒジキだったんですよ」
昔はそっちもよく貰ったんです。
懐かしそうに語るリンに、麻衣が思考を放棄したのは言うまでもなかった。
さて、どこまで書いたんだったか…初日のハイライト、わかめとひじきまでですかね。
楽しみにしてる人が居ないと思うけど、続きいっきーまーす♪
地下道で大爆笑した私たちは、晩ご飯を食べに。
人生2度目のジンギスカン!
新鮮でないと食べらんないのよ〜とはmoggyさんのお言葉。
生ラム肉!
おおお!初めてだ!とがっついてしまったが為に、気付いた時には残り1切れに。
上に乗ってたチーズも美味しかった!
で、こっちを食べてる間に、お母様なmoggyさんが焼いて下さっていたジンギスカン。
なんか私、お世話されっぱなしで(笑)
しかしこちらも美味い!
そして今度は写真を忘れなかった、ラム肉のタタキ!
こちらは変わって和風なお味でこれまた美味しい。
………北海道旅日記っていうより、北海道食い倒れ日記になってきてる気がする。
デザートの杏仁豆腐も頂き、大満足でした。
これで1日目は終了。
ミルミルさんとお別れし、泊めて頂くmoggyさんのお家に!
そこで水瀬さんがお風呂を頂いている隙に、moggyさんはブログを、私はわかめナルなお話を……。
持って行ってて良かったな〜ポメラちゃん。
人様のお家でなにしてるんだ私……とは思いつつも、ガシガシ書いて結局moggyさん宅のブログに載せて頂くという暴挙にw
幾人かの方にはウケたようなので良しとする。
翌日は朝ゆっくりだと聞いていたので、お風呂を頂いたあと悪魔ナルのエロ導入部分を書く私。(何度も言うが、人様のお家で私h…以下略)
しかも家でやるより捗るとか……
2時前には就寝して起きたら7時前。
朝ご飯(家で食べるより豪華な)を頂いてから悪魔ナルアンソロジーの表紙(仮)を見せて頂く。
おおおお!今回は黒と金ですか♪ 素敵な色の組み合わせで^v^
打合せも終わり(moggyさんは大事な八雲舞台のチケットスタンバイ中なんで)大人しく原稿をやってたら、家では考えられない程に進む…。
moggyさん家、絶対何か居るんだわ。多分、某りんちょん家にも居るエロの原稿の神様(笑)
そんなこと呟いてたら、
「ウチのエロ神、今、家出中なんだ。私の変わりに北海道に行ってやがったか」
とりんちょからコメがwww どうりで“エロ”が捗ると思ったwww
左:朝ご飯 右:お昼ご飯
千秋楽のチケットが取れなくてしょんぼりなmoggyさんに連れてきて頂いた、スープカレーのお店。
そう言えば、スープカレー食べるの初めてかも。
注文して出て来るのを待ってる間にmoggyさんの携帯が震える。
無事に千秋楽のチケットが取れたという連絡で、moggyさんのテンションが多分MAXに上がったのだと思われる。
必至に押さえてたけど^^ 良かったですね!
食べ終わったら今度は小樽へ。
途中、札幌でミルミルさんと合流して再び女4人旅♪
色々お話している内に小樽に到着し、まずはオルゴール!!
可愛い(*´▽`)
七宝焼をまじで買いそうになってヤバかったv
すっごく可愛かったのん!でもお値段が可愛くなかった!(笑)
続いて北一硝子!と思いきや「試飲できます」の文字に惹かれて酒屋さんへ ←
別にお酒大好きって訳じゃないんですけど、というかビールは飲めない人。
あの酸味が無理なのです!
しかし日本酒ベースのリキュール系は好きかな。
ここでも日本酒ベースの夕張メロンのお酒を試飲させて頂きました。
まあまあ、美味い。
桃酒ですっごく美味しいの知ってるから、評価が厳しいな私(笑)
そのまま私は買わずに次のお店へ。
ようやく北一硝子。
アウトレットだったらしく、お安い……のかな?
割れたら嫌だから買わないけど、見てるだけで涼しげで綺麗でした。
じゃあ次!って向かったらお隣のワイン試飲に引っかかった ←
いやね……ほら!
一押しらしい発砲ワインを飲ませて頂き、首を傾げる一同。
な〜んか味に覚えが………
「あれだ、シャンパン!」と小声で呟いたmoggyさんのお言葉に大納得!
そうだシャンパンだシャンパン!
数百円のシャンパンと同じ味に数千円は出せんと笑顔でお店を離脱。
この辺りの金銭感覚は皆さん同じだわv
そろそろ甘いものでも食べる?と周囲を見渡すとルタオと六花亭さんが。
夕飯が早い予定なのでケーキはいかんだろうと、六花亭さんへ。
うまーv
アイスにお菓子、コーヒー付いて250円はお安いわ。
食べ終わったあとお土産も購入。
ここで買った新作のパイみたいなのが家で美味しいと好評だった。
もうちょっと買っときゃよかったorz
このあとも色々なお店に入って行くのだけど、皆の好みというか興味は硝子にしか湧かないということが分かりました。
キレイだから見てるだけで楽しい!
しかし私、観光客の癖にお買い物してないな(笑)
結局、自分用に硝子アクセを1つ、お菓子を中くらいの紙袋1つ分という。
そして早めの晩ご飯は、海鮮丼〜♪
美味い!もうこの一言に尽きます。
最終オーダーが17時半というお店とのことで、17時には食べ始めてたというね^^
寝るまでにお腹空きそう……
お腹も満足してまだ開いてるお店を…と、ウロウロ。
そして私たちは衝撃と出逢いました。
お店の前に飾られてるのを見た瞬間、一気にテンションの上がる4人。
狭いお店に突進せんばかりに入り、店員さんに「もやし」の在処を尋ねる。
びっくりしてたな、店員さん(笑)
硝子細工の体験で作れる物の1つだった模様。
リンさんの前に落としたら、あの人絶対食べるわ〜。
そんなことカンガエテマセンヨ@棒読み
麻衣ちゃんの修学旅行が北海道で「リンさんにはこれしかないと思って!」って渡されたのがこれ。
とか思って肩震わせたりしてませんから(笑)
2日目の最高シーンはここ以外にないと思った瞬間でした。
これはむかーしむかしのおはなし
とある国にジーン姫というそれはそれは綺麗なお姫様がおりました
その美しさは隣国の更に隣国にまで知れ渡り、その美しさ故、沢山の求婚者が城には訪れたのです
しかしジーン姫は一向に結婚する気配はありません
なぜなら、姫は他国の王子よりも自分の方が格好良いと常々思っていたからでありました
今日も今日とて、お見合い用にと送られてきた絵姿を見て己の容姿の方が勝っていると悦に浸っておりました
「んっふふー。やーっぱり僕って格好良いよね。お見合い用に送ってくる、絵姿がこれじゃね」
若干怪しい含み笑いをしているジーン姫
しかし、それでもその容姿が絵姿に描かれている某国の王子様よりも優れていることは、誰しも認めることです
そんなジーン姫的に楽しい日々にも、終わりの日が参りました
バンっ
突如大きな音を立てて、ジーン姫の部屋の扉が開かれました
「うわっ!な、ナル!?もービックリするじゃんか!」
驚き、飛び上がったジーン姫の文句には耳も貸さず、双子の弟であるナル王子がつかつかと部屋に入って参ります
「喜べジーン、お前に婚約者ができた」
ふんぞり返りながら宣言された言葉に、ジーン姫は瞳を瞬きます
「は?……えーっと、ちなみに誰?」
「隣国のジョン王子だ」
「金髪碧眼のこれぞ王子様☆な外見で抱腹絶倒な言葉を話すので有名なあの王子?」
「……覚えはある様だな。明日からお前の部屋で生活する予定だ」
「はぁ!?僕聞いてないよ」
「今言っただろう」
「ちょっとナルそんな事勝手に」
あまりに突然の知らせに、ジーン姫は頑張って拒否しようといたしましたが、ナル王子は全てを切り捨てて部屋を出てしまいました
「酷いよナル!」
という、ジーン姫の声が廊下に虚しく響いたのでした
翌日
謁見の間には数多くの貴族が立ち並び、その際奥に王族の皆様が座っておられました
にっこり微笑みを携えるのはマーティン王、その隣りで微笑むルエラ王妃
そんな2人と対照的に、何の表情も浮かべていないナル王子と、珍しく眉間に皺を寄せているジーン姫が控えておりました
「ジーンにもようやくお相手が決まって目出度いね、ルエラ」
「本当に。この子ったら相手がどんな人でも自分の方が格好良いなんて言っちゃって、どうなるかと思っていたけど、良縁に恵まれて良かったわ」
にこにこにこ
本当にそう思っているであろう笑みを向けられ、ナル王子には散々文句を言っていたジーン姫も言葉に詰まります
「…僕よりナルの方がお嫁さん見つからないと思うけど」
せめてもの反撃にと、ジーン姫は我関せずといった様子のナル王子に話を振ります
どうせならお前も困れと言った怨念の篭った瞳が向けられています
「ふふふ。それは大丈夫よ」
「ナルにも素敵なお嫁さん、見つけてあげるつもりだからね」
「!?」
ジーン姫の言葉は無視していたナル王子ですが、両親の言葉には目を見張ります
「本当!?わー、ナルのお嫁さんに逢うの、僕楽しみにしてるね!!」
「ジーン!!」
「どんな人なんだろうねー?楽しみだよねー?」
してやったり
そう語るジーン姫を、ナル王子は睨み付けます
しかしながら、両親の言葉を覆そうとはしませんでした
何故なら、1度走り出した彼らの思考を止めることはとても難しいことを知っていたからです
「…まあ、僕の前にお前だがな」
溜め息と共に絞り出された言葉に、ジーン姫の笑顔が引き攣ります
完全に忘れていたようです
「来られたようだな」
先触れを務める兵が広間に入ってきたのを見たマーティン王は、表情を改め背筋を伸ばします
腰を屈めて礼を取った貴族達の間を、小柄な青年がゆっくりと歩いてきます
「ようこそ、ジョン王子」
「おはようさんどす。今日からお世話になりますよって、よろしゅう頼みますよってから」
噂通り、顔に似合わない妙な言葉を発した瞬間、ジーンの肩が揺れます
それを見たナル王子が、肘で脇腹を突きますが、顔を逸らしたままジーン姫は必至に笑いを耐えます
「滞在の期間、なにかありましたら遠慮なく仰って下さいね、ジョン王子」
「おおきに、ルエラ王妃」
そうして、穏やかに終わった謁見のあと、もう耐えられないと爆笑したジーン姫と、少し困った顔で微笑むジョン王子は、仲良く愛を育んでいったのでありました
余談
「皆さんに、美味しいお茶飲んでもらおう思いまして」
そう言って紹介された琥珀色の少女と、この国でもうひと騒動あるのは、そう先でないお話
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